Local Time EST.2013
「POP CULTURE FESTA」のビジュアルおよび映像演出では、アニメ、マンガ、ゲーム、音楽、ファッションといった多様なカルチャーの“リズム”や“振動”を、都市の視覚構造を再編成し、ビジュアルとして表現。
ひとつの祝祭として描き出しました。
グラフィックは、PARCOのアイデンティティと連動しながら、都市とスクリーンカルチャーの接点を“色彩”で象徴。
基調となる赤・緑・青(RGB)の配色は、デジタルの原色であると同時に、パルコの記憶と共鳴する視覚の基本構造として機能しています。
映像では、「光・干渉・屈折」といった視覚現象を用い、カルチャーの持つ熱や情報密度を感覚的に可視化。
グリッチ、モアレ、ノイズといった視覚パターンは、言語を超えて“記憶に残る都市の現象”として作用します。
このビジュアルは、万博を契機に大阪を訪れる文化的関心の高い海外来訪者や、国内のディープなサブカルチャー層に向けて、
“視ること”=“在ること”という身体的感覚への応答として設計されました。
都市とカルチャーが共鳴する新たな表現空間として、
心斎橋が持つ文化の潜在力を、視覚的体験として再提示することを目指しています。
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"光る都市、跳ねるカルチャー"
心斎橋発 “次世代サブカルの祝祭図”。