Producer/Photographer : Shunichi Oda(symphonic)
Creative direction, Art direction, Graphic design : Koji Shiouchi(CATTLEYA TOKYO)
Space direction : Kohei Kikuta & Yuzuru Murakami(Buttondesign)
Branding direction : Mai Shiraishi(CATTLEYA TOKYO)
Planner & Press : Masayuki Tomine
Assistant director : Natsumi(CATTLEYA TOKYO)
Assistant design : Yuka Shiga / Misato kikuchi(CATTLEYA TOKYO)
Photographer : Shintaro Ono
Videographer : Koichiro Kitashita(CATTLEYA TOKYO)
Motion design : Naofumi Shigeta(CATTLEYA TOKYO)
Web direction : Satoru Onodera(asama-design)
Creative Collective : CATTLEYA TOKYO
http://galleryoftaboo.com/
「正解」を疑う新進気鋭のアーティスト達が参加する
地域共生型POP-UPアートフェア「Gallery of Taboo」が開催。
「Gallery of Taboo」運営事務局、オーナーである写真家小田駿一は、日本橋室町にある遊休不動産を活用して地域共生型のPOP-UPアートフェア「Gallery of Taboo」を、2021年1月14日〜2月5日の期間に開催致します。「正解」を疑う新進気鋭のアーティスト8組が参加し、アート作品の販売収益の一部は日本橋の地域にある飲食店へ地域貢献・地域支援として還元されます。
開催にあたって - 「アートは不要不急なのか?」
新型コロナウイルスが蔓延し、緊急事態宣言も発出される中で多くのメディアでアートが不要不急なのか否かについて話題になりました。アートは、世界に問題を提起し人の心や行動を動かす必要不可欠なものであると感じる一方で、アーティストとしてもっとできることはないのか?と内省する部分もありました。その反省を生かして、アーティスト発のアートフェアとして「Gallery of Taboo」は誕生しました。
「Gallery of Taboo」は、主に2つの特徴を持っています。
第1の特徴は、「地域共生型」であるということ。「Gallery of Taboo」は、日本橋にある遊休不動産を活用しながら、アート作品の販売収益の一部を地域の飲食店に還元する仕組みを有しています。特に、新型コロナウイルス蔓延によってダメージを受けた都市部のオフィス街において、アーティストが単に作品を発表するだけではなく、実践的に地域社会に貢献することが必要だと感じています。
第2の特徴は、「タブーを切り口に、複数のアーティストが新作を作り、社会へ問題提起をする」ということ。タブーを取り扱う背景には、「正解」や「正しさ」が不確かな時代だからこそ、勇気を持って自分なりの考えを持ち、生きて行くことが重要だという思いがあります。新進気鋭のアーティスト達が感じる「タブー=社会における言葉にし難い違和感」を、作品を通じて体感することで、多くの方が自分を世の中の「正解」と切り離して肯定できることを願っています。新型コロナウイルス蔓延に伴う社会不安を背景に、「繋がれた世界」を生きる私たちは見えない同調圧力や、集団心理に晒されています。外部空間を、客観視し、思考し、「自己」を守るための術を持たなくてはならない時がきたのだと思います。
Concept - 「Gallery of Taboo」
「果たして、我々は、何が正しく、何が正しくないのか、思考できているのか?」
情報通信技術の進展とともに、デジタルな繋がりは、増大した。
そして、デジタルな繋がりは、人類の集団意識を今までになく拡張している。
拡張された集団意識は、「社会が描く正しさ」への順守を求める。
左脳的・規範的に正しさに、恐れを戴きながら、彷徨う日々。
集団にとっての正しさが、絶対的正しさなのだろうか?
社会における正しさは時とともに、移ろい、変わる。
禁酒法時代には、飲酒は違法行為だった。
50年前まで、LGBTQであることは、社会的に容認されていなかった。
社会に対する違和感を、社会に発信できる自由があってもいいのではないか?
あえて、タブーを語ろう。
自由のために、寛容さのために、息苦しさを感じなくて良くなるために。
Information – イベント情報に関して
名称:「Gallery of Taboo」
会場:東京都中央区日本橋室町1丁目5−15 真光ビル 3F-5F
会期:2021年1月14日〜2月5日
開館時間 : 13:00~20:00
休館日: 会期中は無し
観覧料 : 無料
アクセス:地下鉄三越前駅より徒歩 3分
協力:日本橋料理飲食業組合 / GROWND nihonbashi